真っ直ぐな道を曲がった先に続く僕の長い英語道

英語、英文法、TOEIC、英検などの勉強方法などを書いていきます。英語の個人レッスンを行っておりますので、英語を学習してみたい、またはされている方、お気軽にご連絡頂ければ幸いに存じます。

TOEIC 800点、900点 その先を目指す勉強方法 リーディング 編 ①

悪天候が続いているせいか、最近肩こりと腰痛が酷いです。すっと解消する方法はないものでしょうか。

 

関西、九州では大雨。あまりの被害の大きい。とても心配です。

被害にあわれた方、地域に心よりお見舞い申し上げます。

 

さて、今回は、800点、900点その先を目指す際のリーディングの勉強方法を書いていきます。リスニングはリーディングの対策記事がひと段落してから書きたいと思います。

「ここまできたら、とにかく解く!」


800点を越えてきたら、または越えそうになったら、ここからは、とにかく問題演習を繰り返すことが学習の柱になります。

「大きな弱点も減ってきて、英文も大分読める」、「文法は基本的にわかる」、「単語も大体覚えた」というのが800点を越えた辺りの感触かなと思います。

 

私の尊敬する方もおっしゃられているのですが、TOEICは知能ゲーム」、「情報処理能力ゲーム」という側面があるので、いかにTOEIC式の英文に慣れているかということも、この先のスコアアップに大いに関わってきます。

 

そこで、700点台までの勉強方法は、深堀りすることに焦点をあてることを推奨いたしましたが、800点を越えてきたら、多解きすることも心がけることが大切と思います。

ちなみにこの辺りのレベルになると、「1問を解いて、答え合わせをして、わからないことを調べる」というプロセスは、学習開始当初の頃に比べ、格段に早くなっていると思うので、以前と同じ時間でより多くの問題を解けるように自然と進化していると思います。

 

英文の読解スピードが上がったりと進歩を感じられると、とても嬉しいものなので、ぜひその気持ちを味わうまで学習を続けてみてください。私も皆様の頑張りに負けないよう、学習を続けます。

「1日の勉強量を増やす!」

時間の制約上、学習時間を増やすのは難しい方もいらっしゃると思いますが、800点を越えたぐらいからの方が、600点や700や800点を目指していたときよりも、長時間の学習を必要とすると考えます。

これは学習初期のころは、覚えやすい事柄や覚えることが数多くあり、オーソドックスに出題される事柄であるため、試験のスコアは、学習をした分だけ上がりやすくなります。

しかし、800点を越えた辺りになると、間違えた箇所がニッチな箇所であったり、難問であったり、試験にあまりでない箇所であったりと、スコアをアップさせるための効果的かつ短絡的な対策が取りにくくなってきます。

これを克服するためには、泥臭い方法となりますが、上の「多解き」と間違えた箇所の「深掘り」が有効です。あくまで目安ですが、1日にリーディング1セット100問、または、リスニングを1時間から1時間半ほど取組み、リーディングは最低30問~50問ずつ解くと良いと思います。

ちなみに私が900点を突破したときの毎日の学習ルーティーン(現在もほぼ変わらず)
リスニング‐PART1 6問及びPART2 25問の「ディクティーション」
リーディング‐約50問

[①PART5 30問+PART6 16問=46問/1日]、

又は、[②PART753問/1日]

つまり、2日でリーディングが1セット終わる。

を、「解いて、答え合わせ、わからないところを調べる」という形でこなしていました。時にはリスニングの学習部分がPART3&4を解くに変わることもあります。

 

その他にも気が向いたら文法書を通読したり発音練習したりと空いている時間の多くは英語学習に充てていました(充てています)。

「表現のための実践ロイヤル英文法の通読」

表現のための実践ロイヤル英文法(例文暗記CD付き)


900点を目指している際、TOEICに出題される英文法の多くは頭に入っているのに、間違えてしまう問題や、TOEIC以外の英語に触れると読みにくいと感じることがありました。それは、TOEIC力だけが付いてしまったからだと思います。

そこで、根本的な英語力自体を底上げするために、英文法辞典と呼んでもよいであろう文法書、「表現のための実践ロイヤル英文法」を購入し、通読、問題演習を行いました。

実生活の中で使う英文法に関してはこの1冊がほぼ網羅していると思います。私自身、問題演習、英作文含めまだ4周しか通読できておりませんが、参考書を解いているだけでは感じることの出来ない、英語が表す気持ちや表現に触れることが出来、TOEICの英文を読む際も、書かれている内容の裏側にある気持ちを少しだけ読み取れるようになりました。

このように800点を越えてきたら、英作文や英会話、TOEIC以外の英語学習などTOEICから離れた英語学習を加えてみると、スコアアップに繋がることがあります。

「韓国産の模試や公式本にもトライしてみる!」


ETS

ETS TOEICの公式問題集RCリーディング 出題機関未公開2017最新実戦質問独占公開

 

ETS TOEICの公式問題集LCリスニング 出題機関未公開2017最新実戦質問独占公開

 

 

ETS TOEICの定期試験既出問題集RCリーディング 新TOEICの出題機関の最新の既出独占公開

 

ETS TOEICの定期試験既出問題集LCリスニング 新TOEICの出題機関の最新の既出独占公開

 

YBM

YBM実戦TOEICのRC 1000 新形式対応

 

YBM実戦TOEICのLC 1000 新形式対応

 

YBM実戦TOEICのRC 1000 2

 

YBM実戦TOEICのLC 1000 2


800点を越えてくると、日本国産の模試などが簡単に感じてしまうことがあります。試験という雰囲気に呑まれ難しいと感じることももちろんありますが、実際の本番が難化していることもあり、模試本や対策本の方が、本番より難易度が低いということも多くなりました。

 

日本人のTOEICの平均点付近の顧客層をターゲットに問題集が書かれていることが多いので仕方ありませんが、もし難易度の高い問題にもチャレンジしたいと感じた場合は、韓国製の問題集をネットや韓国書籍を取りあつかっている書店等で購入し、解いてみるのも良いと思います。

 

韓国産の問題集は、日本産の問題集より単価が安価で一冊に収録されている問題集も多い傾向があり、コストパフォーマンスに優れています。

 

但し、解説部分は韓国語なので、解説不要な方向けです(どうしても解説が必要になったらネットで解説の韓国語を入力して翻訳する手があります)。

またgoogle翻訳スマートフォンにダウンロードしておくことで韓国語を日本語に翻訳してくれます。

 

何より、日本人作者の問題集は「問題に癖があるもの」、「解答根拠が一般常識的に考えてとなっているもの」、「解答が1つではないもの」などが見受けられるのに対し、韓国産の問題集は良質な問題ぞろいです。

 

これは、日本人作者が個人中心で問題集が多く、個人的主観や問題の精査が行いきれていないことが原因なのではと考えます。

それに対し、韓国産は企業や団体が作る問題集であるため、誰もが納得できる問題を作成できるのだろうと考えます。

実際に日本国産でもプロフェッショナルな方々が共著で書き上げた、「新TOEIC(R)テスト新形式対応精選模試」などのクオリティは非常に高く、私の学習の原動力となった1冊でした。


最近は、韓国産の問題を日本の出版社でも発売する傾向が出てきており、こちらは値段が多少高かったり、音源にの種類がオリジナルより少ないものの、解説も日本語で書かれており、日本の本屋さんでも手に入るのでこちらもおすすめです。

 

韓国の参考書の紹介はまた個別の記事を作っていく予定です。


さて今回は、TOEIC800点、900点そしてその先を目指す際のリーディングの勉強方法について書きました。今回はスペースの関係上、お勧めの問題集を掲載できなかったので、次回の記事に載せさせて頂きます。本日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

tatsuya nagaiのレッスン詳細 

https://jmty.jp/s/tokyo/les-eng/article-6sxie

 

tatsuya nagaiのホームページ

https://tatsuyanagaienglish.amebaownd.com