真っ直ぐな道を曲がった先に続く僕の長い英語道

英語、英文法、TOEIC、英検などの勉強方法などを書いていきます。英語の個人レッスンを行っておりますので、英語を学習してみたい、またはされている方、お気軽にご連絡頂ければ幸いに存じます。

挫折しても、落ち込んでも、諦めても、逃げても、いいんだよ。でもね。

本日、英検を受験なさった皆様お疲れ様でした。

思いはそれぞれあることと存じますが、まずは今日の疲れを取るべく、リラックスしてゆっくり休みましょう。

 
さて本日の記事はこのブログでは少し変わり種の話題。

試験あとだからこその記事です。

 

突然ですが、ブログの筆者は、側から見ると完璧人間のように見えるようなのですが、決してそうではありません。ズボラで、我欲が強く、逃げ癖もある、そんな普通に人間です。


よく英語やほかの学問、仕事、趣味、なんでもそうなのですが、一度始めたら何がなんでも食いつかないといけないと思いつめ過ぎてしまう方がいらっしゃいます。また、身体や心が限界なのに、それでも闘い続けよう、撤退をしようとせず、メンタルが不安定になったり、体調が崩れてしまう方もいらっしゃいます。

 
たしかに物事はすぐ諦めては上達しません。

できるようにもなりません。

歯を食いしばり耐え、精進することが必要です。

これらは物事を身につけ、技能として極めていく過程で最低限必要なことです。

 
しかしながら、

どんなに頑張ってもうまくいかない時、

焦ってしまう時、

落ち込んでしまう時、

どうしても自分に向いていないと限界がわかり撤退したい時、

など一般的にはあまり好ましくない事象、感情が生まれるというのも人間の常であります。

 
私個人としては、そんな時は少し足踏みをして取り組んでいることから距離をとったり、はたまた取り組みから撤退するというのもポジティブな決断ではないかと思うのです。

 
ただその時、方法と取るべき行動を誤ると、それは根拠のない自己否定、逃げグセややめ癖につながるのでとても気をつけなければなりません。

 
物事に対し、失敗した時、挫折した時、撤退する時、何よりも必要となるのは、

「なぜうまくいかなかったのか」

を心の底、頭の隅々まで使って検証し尽くすことです。

またこの際、この検証したことは誰にいう必要もないので、綺麗事や聞こえの良い程の良い分析や理由付けとどまらず、自分の弱さや汚さを垣間見る覚悟を持って、本当にうまくいかなかった、うまくいかせることができなかった理由を検証することが必要となります。

 
例えば、ブログの筆者は、サッカークラブをやめたことが数度、会社をやめたことだってあります。サッカーが好きなのに、その業種が子供の頃からの夢であったのに。

 
そしてなぜそれらのことを辞めたのか、しっかりと心の底まで覗くとどうやら私は、「型にはまった動きが嫌い」、「周りと同じ駒になるのが嫌い」、「専門家でもない人間に指図されることが嫌い」な人間でした。

 
よって、どこかのサラリーマンパパがお休みの日にサッカーコーチとなるサッカークラブでは、常になんでサッカーを知らない人に指導されているのかに疑問を持っていましたし、それは就職した会社の中でも同じでした。そのような雰囲気を悟ると私は一瞬でその環境に身を置いている自分が無価値のように思え、その環境から一刻も早く抜け出したい衝動に襲われます。その環境の中でも自分なりに全力投球はするのですが、最終的には、メンタルが不安定になり、身体を病んでしまいます。

 
つまり私は一般的な組織の中で活動することがあまり向かない人間です。


そのような性質を持っているため、私は自分自身の仕事をする際に、「専門的知識」、「根拠」、「思考」を持って取り組み、自分のできる最善のサービスを提供しようと決め、まだまだですが仕事に励んでおります。

 
でもこの「型にはまった動きが嫌い」、「周りと同じ駒になるのが嫌い」、「専門家でもない人間に指図されることが嫌い」な人間であるという本心に目を向けるまで、またそれを飲み込むまでには20年以上の時間がかかりました。

そのような一般的には甘えと捉えられる思考や性質が自分に備わっていると認めたくなかったからです。

 
人はどうしても自分を美化したい生き物です。だから何か程の良い理由で本当の理由を覆い隠してしまうことがあります。

 
私の場合、その程のよい理由は体調不良でありました。たしかに自分に向かない環境にいると実際に体調不良となるのですが、その時に撤退する理由をいつも体調不良に押し付け、体調不良の原因となっている、「型にはまった動きが嫌い」、「周りと同じ駒になるのが嫌い」、「専門家でもない人間に指図されることが嫌い」な人間であるという自分の心の奥にある性質には目を閉じていました。

 
しかし、目を閉じたままでは苦しく、同じ過ちを繰り返してばかり。

だから、ある時に開き直り、これからは自分の中に建前は作らないように決めました。


そしてその決意を行い、自分の人生の中でがうまくいかなかったことを洗い出し、なぜうまくいかなかったのかを自分の弱さと汚さをむき出しにして考えた結果、「型にはまった動きが嫌い」、「周りと同じ駒になるのが嫌い」、「専門家でもない人間に指図されることが嫌い」という結論に至ることができたのです。さらに「自分は最後の後一歩で諦めたり、詰めが甘い」人間であることも自己認識できました。

 
同じ体調不良という原因であっても、その裏にある本心を見つめるのと見つめないのでは、その後のアプローチも人生の進み方も全く異なるのです。

 
自分の弱さをむき出しにできたからこそ、私は新しい未来に向け、歩むことができたのだと思います。

 
それからの私は、そのような自分の性質に合致する環境を追い求め、模索することになり、その過程で英語と出会い、今に至ります。

 
建前を取っ払い、本心と向き合い、それを受け入れ、未来に歩み出すと一皮向けたように感じられ、気持ちも身体もすっと楽になります。


例え、落ち込み、挫折、撤退であっても、自分の弱さと向き合って、分析し、対策を行うことで、その時失敗と思ったことは次の成功の母とすることができるのです。そして自分の歩むべき道、取るべき行動を明確に示してくれます。 


それに対し、同じ落ち込み、挫折、撤退であっても、程のいい言い訳で覆ってしまうと、その後の人生もまた同じ失敗を繰り返したり、壁が迫ってきた時には逃げたいと感じ実際に逃げてしまったりと、ネガティブな道を辿ってしまいます。程のいい言い訳で覆い本心を見つめずにいることに良い影響は一つもなく、その後の自分の人生の至る所で暗い影を落としてしまうでしょう。


自分の本心を見つけてあげてください。

そして自分の本心、弱さ汚さを抱きしめてあげてください。

それが明日に進む大きな決心、道を作ってくれます。 

 

そしてその先で、またもう一度同じものに取り組んでもよし、違う道を歩んでも良いのです。


失敗、落ち込み、挫折、撤退は決してマイナスでもネガティブなことではなく、それをマイナスやネガティブなものにしてしまうのは、自分の考え方と取り組み方次第です。

 
初めから物事を投げ出してしまう場合はこのお話は当てはまりませんが、

すこし頑張った先で少し疲れてしまった時に、この記事が少しでも役に立てば幸いです。

 

詳細のお問い合わせやレッスンに向けたミーティングをご希望がございましたら、以下よりご連絡をいただければ幸いです。

メールフォーム

 

tatsuya nagaiのレッスン詳細 

家庭教師 個人レッスン 英語 英文法 TOEIC 英検 就活対策 (永井達也) 上野のTOEIC(R)テストの生徒募集・教室・スクールの広告掲示板|ジモティー

tatsuya nagaiのホームページ

英語 英文法 TOEIC 個人レッスン