英検準一級勉強方法③ライティング
本日より二回か数回で、英検準一級のライティングおよびスピーキングの対策について書いていきます。
ライティングと二次試験については対策方法が非常に似ておりますので、ライティングを対策することで二次試験の対策にもなります。
それでは具体的な勉強法方法です。
まずは旺文社より出ている英検対策用の英作文の問題集を用意します。そしてそれだけでは問題数が不足してしまうので、ジャパンタイムスやアスク出版社から出ているライティングのテキストを用意します。ライティングの参考書は2、3冊あれば充分です。
参考書が用意できたら、急に英作文を書き始めるのではなく、まずは参考書のはじめの方に書いてある、英作文の雛形や、英作文時に犯しやすい文法上のミスを読み込み吸収しましょう。
英検の英作文の場合は、書き方の雛形通りに書くことができれば余計なことを考える必要がなくなり、ミスもすくなるなり、文章構成もわかりやすくなるため、必ず習得なさることをお勧めします。
英検のエッセイの雛形
書き出し
第2段落
意見の理由
サポート文
まとめ
ざっくりとまとめると以上のようになります。
雛形の習得と英文法の犯しやすいミスについて、理解と吸収ができたら、いよいよ英作文に取り掛かります。
英作文で聞かれることは、社会問題となっていることが多いので、日常の中でニュース、政治、科学、医療、環境、人権問題、言語、世界遺産についてなど一通りの教養は身につけておく方が圧倒的に有利です。インターネットで情報を簡単に入手できる時代です。自分でリサーチする力を身につけましょう。
ちなみに英検の英作文では内容に具体性はあったほうが内容に厚みを増すことはできますが、専門知識まで覚える必要はありません。一般的なことを書けば問題はないです。例えば、エイズで年間何人なくなるとか、何年にこの条約が結ばれたとか、何%の人間が〇〇と言っているなどといった専門知識や具体的な数字は覚えなくて良いです。社会で起きている物事の情報をリサーチし、大まかにその物事を理解し、それについて自分がどう思うかを述べられれば良いので、日頃のニュースについても、内容をざっと理解し、自分がそれについてどう思うかを考える練習をしましょう。
よって、英作文の問題集や過去問の解答で例としてあげられている模範解答のような、詳細な具体例や数字を述べることができなくても、試験には受かりますのでご安心ください。英検の英作文では、内容よりも英文法やエッセイの論理展開に採点の重点が置かれているように思われます。
また英検の英作文、及び二次試験ではお題について賛成したから受かる、反対したから落ちるなどといったことはなく、賛成でも反対でも、はっきりと賛成か反対かの立場を表明し、論理的に自分の意見を英語で述べられているかが合皮の鍵となります。
途中で賛成のはずが反対の立場に回ってしまったりすることは避けましょう。そのためにも、エッセイは上記の雛形に沿ってシンプルに書く合格への近道です。
またライティングの学習時は、1日につき、2つぐらい英作文をかけると良いです。
取り組み方
1、覚えた雛形の知識などを使ってひとまず英作文を書いてみる
2、自分で添削してみる
この際、
雛形通りにかけているか
文法的に誤りがないか
単語のスペルミスはないか
論理に矛盾はないか
をしっかりと検証する。
ととてもシンプルな学習方法です。
可能であれば、オンラインでもオフラインでも良いので英語に精通する人にに添削してもらうと良いです。私は添削はしてもらっておりませんが、受かっております。
よほど不安であったり、文法の知識に自信がなければ添削してもらいましょう。
エッセイは雛形を身につけ、問題数をこなすことで自分の述べやすい論理展開の癖や取り組みやすいネタの傾向を見つけることができます。それをみつけられればしめたものです。自分独自の英作文の形、書きやすい論理展開を見つけられるよう、基本的な英作文のルールを身につけたら、多くの練習問題に取り組みましょう。
詳細のお問い合わせやレッスンに向けたミーティングをご希望がございましたら、以下よりご連絡をいただければ幸いです。
tatsuya nagaiのレッスン詳細
家庭教師 個人レッスン 英語 英文法 TOEIC 英検 就活対策 (永井達也) 上野のTOEIC(R)テストの生徒募集・教室・スクールの広告掲示板|ジモティー
tatsuya nagaiのホームページ