真っ直ぐな道を曲がった先に続く僕の長い英語道

英語、英文法、TOEIC、英検などの勉強方法などを書いていきます。英語の個人レッスンを行っておりますので、英語を学習してみたい、またはされている方、お気軽にご連絡頂ければ幸いに存じます。

TOEIC 600点〜700点、800点  リーディング 勉強方法④

明日は記録的大雨が予想されています。

最近の気象は今までのデータが全く当てにならない現象がよく起きますね。

災害は怖いけれど、雨降って貰わないと水不足というジレンマ。

 

さて前回に続き、600点~700点、800点を目指す際のリーディングの勉強方法の続きです。

 

今回からは、PART7に焦点をあてます。

「時間を測って解く!」

 

時間との勝負でもあるTOEIC。900点レベルの人であっても、終わらないことや制限時間ギリギリということが数多くあります。

 

私も拘りを持って深読みしすぎたりした際は、時間がギリギリになってしまうことがあります(ただでさえ私は75分フルに使えないのに、拘りとかほんとに集中力と危機感のないただのアホ)。

 

600点~700点レベルを目指す際に、制限時間内に自信を持って問題を解いて終われたという方は少ないと思いますが、日頃の勉強の際にも、時間を測って問題を解くようにすると身体が時間の感覚を覚えて、そのスピードで自動的に英文を読むようになります。

 

リーディング75分の時間の模範的な割り振りとしては、

PART5を10分、

PART6を8分、

PART7を57分ほどでしょうか(あくまで目安です)。


また、600点までの際の勉強方法と大きく異なることは、今回は「解く!」ということに主眼が置かれていることです。

600点までは、英文を「読む」ことがまず第一の目標であり、読めなければ、「勘で解く」ことになってしまうため、公式問題集の解答の本文、設問、選択肢を「読み込めるようにすること」を推奨いたしました。

 

600点より先は、読める英文も多くなってきているはずなので、本番同様、解くということにシフトしてみましょう。

 

もちろん、この際も、公式問題集新形式3冊、またはこれまで全ての9冊のPART7をまず初めに解く事をお勧めします。「読み込んでるんだから答えも覚えている」という方もいらっしゃるでしょうが、時間を測りながら読むことで速読力を鍛えられ、読み込んでいるからこそ、まだ覚えられていない単語を見つけ出すことが出来ます。

 

人間の脳は、一度記憶しても忘れてしまうので、何周しても自分が間違える問題が出てきます。そこが正に自分の弱点であり、「読み込むこと」と「解く」ことを繰り返すことで弱点も認知することが出来ます。

「公式問題集のPART7が終わったら、市販の問題集へ」


私自身は、800点を越えるまでは、PART7用の勉強というものを集中的には行っておりませんでした。あくまで公式問題集のPART7を何周も読み込み、解くということを繰り返していました。

 

それは、「短文を読めることが長文を読むことに繋がる」と考えたためであり、PART5などの短文のわからない文法事項や単語を無くすこと先決と考え、短文読解に力を入れておりました。

 

結果的に、短文の読み込みのおかげか、長文読解で苦労することはあまりありません。しかし、昨今のTOEICは難化が続いており、明らかに文章が長くなったことからも、800点台などに手が届いていない早い段階でさえ、長文問題を解きこなす必要がより高まってくるかもしれません。

 

そこで、公式問題集のPART7を納得いくまで解き終えたら、市販の問題集も解いてみましょう!

 

この辺りからは、PART7専用の問題集や模試本を学習に取り入れると良いです。

 

解いた後は、公式問題集のPART7を「読み込んだ」際と同様に、

「答え合わせ」→

「スラッシュリーディング」→

「わからない文法事項、単語を調べる」

といういつものステップを繰り返します。

 

次回はpart7対策でおすすめの参考書を紹介いたします!

 

tatsuya nagaiのレッスン詳細 

https://jmty.jp/s/tokyo/les-eng/article-6sxie

 

tatsuya nagaiのホームページ

https://tatsuyanagaienglish.amebaownd.com