英語学習を始めると決めたのなら
さて学習を始めると決めたなら、行動するのみですが、時にネガティブな気持ちに捉われ、面倒になることもあります。
自分もほぼ毎日そんな気持ちに捉われそうになりますが、「変化する時にめんどくさいと感じるのは自然なこと」だというぐらいに軽く捉えることをお勧めします。
人間は変化を嫌うのかもしれません。今まで安住の場所を捨てて他の場所に進むのですから。自分が知らない、自分が負けてしまう環境に行かなければならないかもしれない。「出来ない自分と対峙しないといけないという恐れ」が、「面倒」や「やらない」の正体かもしれませんね。
でも大丈夫!民主主義かつ資本主義の現代社会で、学習を始めて不利に変化することや命をとられる事はあり得ません。そしてできないより できるのが良い!!
「英語で人生の何かしらは変わる」
英語を学習したからといって、そう簡単に大きく人生の何かがかわることはないと思います。
それでも、人生丸ごとが変わることはなくても、英語が人生に何かをもたらしてくれることは間違いありません。
読める、聞ける、使える言語が増えるのですから。自分は、学習や英語やTOEICのおかげで今の生活があります。
自分がはまったことが飯の種になりつつあるは嬉しいことです。
もし自分に学習という武器がなかったら、前の日記で書いた通り、以前倒れた時から、自分は、その後這い上がれず、今も虚無の中を生きると思います。
そこまで大きな変化でなくとも、最近のきな臭い社会情勢の中、英語が少し読めると、英語のニュースを読むことが出来るようになります。
特に医学系、心理学、倫理、科学的なことなどは英語の文章を読めると、さらに見識を深められて、自分が欲しかった情報を得られた時、自分は「救われた」と思いました。
日本語よりも英語のほうが情報量が圧倒的に多く、そしていかに日本で流れている情報が断片的且つ1つの見方でしかないかがわかります。
人、物、金、そして何より情報といわれる21世紀に情報ソースを広げるのに英語はもってこいです。
学術的なことでなくても、道端で迷っている外国人の方に声を掛けて案内できるようになると、案内した側も大きな自信と達成感がありますよね。何かを知ることは必ず人生の何かを変えたりきっかけになると思います!
「無駄だ!といっていることが無駄!!」
「TOEICは無意味だ!」、
「英語なんて無駄だ!」、
「勉強なんて無駄だ!」
などという方もいらっしゃいますが、本当に無駄なのでしょうか?
確かに勉強だけでは意味がないかもしれない。TOEICで英語がぺらぺらになるわけではないかもしれない。でも、学習することは人生の選択肢を広げる最も手短なチャンスです。
平等といえど、チャンスが転がっている環境はやはり知識が集積している場所が圧倒的に多い。TOEICや英語に関しては、進学、就職、転職、昇進と人生の中で切り離せないものになってきています。持っていて得になるので消して無駄ではないですね。
それでも無駄といいたくなるのには、わけがあります。
それは「自分ができないから」です。
出来る人が本当はうらやましいのです。
人間は自分が出来ることに対してあまり無駄といいません。自尊心が傷つきます。でも自分の手が届いていないことに対しては、無駄だと決めつけ、出来ないことを正当化してしまいそうになります。
なぜそんなことがわかるのか?
それは、私自身がそういう弱い人間だからです。
「無駄だ」といい、ネットで「○○ 無駄」と検索しているときなどは大体その物事が出来ないときです。自分の場合は、検索することがストレス発散にして、その後何とか行動に起こすことを決めてから少しずつ克服するようになりました。
何かを無駄と思ったときは、それが本当に無駄なのではなく、それを取りにいくときなのかもしれません。人のものを奪うのではなく、自分に小さなものを足す。無駄だという気持ちも上手く使いながら学習を続けましょう!
「わからないことは絶対ググる」
単語や文法などわからないことが学習の中で出てきた場合は、何も躊躇わずに調べましょう。放置は絶対すべきでありません。紙の辞書、電子辞書、文法書、ネット何を使っても良いのでとにかく調べます。あまり長時間を掛けすぎてはいけませんが、人に何かを聞くよりも自分で調べた方が圧倒的に覚えるのは早いです。
実は人から教わったことって、自分が調べて知ったことより、あまり定着しません。
「お前、教えてるのに何言ってんだ」と怒られそうですが、事実です。これに気付いてからは、自分の授業で生徒にわからないところがでた場合は、考えて頂いたり、調べて頂く時間をとる授業スタイルに変えました。すると自然と覚えてくれるのです。そして、実は教えるという行為が一番知識の 定着になります。そのため、独学の際も、自分に自分が教えるような感じで勉強すると楽しく進められると思います。「受動的学習」ではなく「能動的学習」に切り替えましょう。自分の手で勝ち取ったものはやはり愛おしいものです。
「独学でもできるようになる!」
学習の際に、教室や誰かに教えて頂くことはとても大切なことです。でもその時間がなくても必ず学習は出来るようになるはずです。TOEIC900点台のひよっこが偉そうなことは言えませんが、少なくともこのあたり、そしてそれ以上を独学で達成されている方は数多くいらっしゃいます。独学に必要なことは、「勉強方法の型」を自分向けに作ることと「情報収集」。
まずは、試行錯誤しながら、「自分の学習の型」を作り上げ、習慣にしましょう。
例‐TOEIC900点を目指していた私自身の以前の勉強の型
勉強場所 近所のカフェ、または自室の机
勉強内容(ノルマ)
1時間から2時間ほどリスニング(ディクティーション)、
1時間から2時間ほどリーディング(文法、長文など)
この型を毎日の学習のカリキュラムにして、必要があれば、その都度アップデートしていきます。コツは、勉強場所と勉強内容(ノルマ)を決めてから取り組むことです。
次に「情報収集!」
お勧めの参考書や勉強方法をネットで探しましょう!アマゾンなどで参考書を見つけた際は、レビューを読みましょう!低評価や批評がなく、高評価ばかりのレビューは工作員が書いている場合も多いので気をつけます。
慣れるまでは、アマゾンで見つけて、本屋で中身を確認してみても良いかもしれません。一番重要なのは、「どんな情報も鵜呑みにしないこと」です。このブログももちろん、どんな情報も表裏一体。疑える力は重要です。
自分の中に取り入れるものだけ取り入れて、自分だけの形を作って、それをまた、アウトプットして誰かに伝えると好循環が生まれます。
さて今日は、抽象的なことばかりを長々と書き、申し訳ありません。でも、具体的な勉強方法構築の前にお伝えしたいなと思い、書きました。次こそ、いや次の次こそ、具体的な勉強方法のご紹介に移れれば良いなと。お読みいただきありがとうございます。
https://jmty.jp/s/tokyo/les-eng/article-6sxie
tatsuya nagaiのホームページ