真っ直ぐな道を曲がった先に続く僕の長い英語道

英語、英文法、TOEIC、英検などの勉強方法などを書いていきます。英語の個人レッスンを行っておりますので、英語を学習してみたい、またはされている方、お気軽にご連絡頂ければ幸いに存じます。

勉強はできるうちにすることが楽であり、学習するなら覚悟が大切

「勉強は何歳からでもできる」、

「人生は何歳からでもやり直せる」

そんな言葉を言葉をよく耳にしますよね?

実際に、それは可能だと私も思っておりますが、現実的に考えると、年をとればとるほど、学習することも、人生の何かを変えることも難しくなってくるのではないかと思います。

勉強というものひとつを例にとっても、学生という身分を卒業し、社会人となった後からでも、何かを学習することは確かにできるかと思います。
しかしながら、仕事特に日本人の働きかたから考えると、社会人になってから、仕事と両立してなにかしらを学ぶと言うことは、相当難しいです。
まず時間がとれません。そして、体力も減ってくるなかで、仕事と学習を両立することは口で言うよりも相当ハードです。
それは、達成したい物事が難しくなればなるほど、当たり前ですが、両立は難しくなります。
実際にやってみるといかにそれが難しいことであるかを実感することができます。

だからこそ、「勉強はできるうちにやるべき」と思います。
私が大学を卒業して社会人の片隅で生きていくなかで一番感じていることは、「もっと学びたい」という思いです。
働き出すと、思ったよりも知識を得る機会と言うのは限られていると言うことに気がつきます。
そして、いままで当然にあった「教えてくれる」機関と機会と時間がとてもいとおしく感じるようになります。
そして学べないということが苦しくなるときさえあります。

よく聞く、「あの時もっと勉強しておけば」という言葉には、こんな気持ちが隠されているのかもしれませんね。

時間があるうち、物覚えがよいうち、覚えると言う作業になれている学生のうちに勉強はがっつりしておいて損はないと思います。

そしてそれは、「人生をかえる」ということにも繋がってきます。

確かに何歳からも人生はかえられるとおもいます。
でも年をとればとるほど、そこには責任や犠牲などが伴い、軌道を変えることに相当な体力と時間を消費することになります。

だからこそ、学生のうち、学べるうちに、これからの人生で役立つなと思うことは学んでおくことが大切になるなと心のそこから思います。
学んで、得たことは、人生の選択肢を増やしてくれ、学ぶべき期間の間であれば、人生の軌道を変えることは、社会人になったあとや、年をとったあとに比べて、圧倒的に容易かつ、得られるものも大きくなります。

では、学生しか学べないのかというとそうではないと考えます。

ただ社会人になってから、本気で何かを学習したいのであれば、今の自分の何かを「犠牲にしてでもという覚悟」が必要になると思います。

特に、英語などの語学、社会的に認められている資格や学問や技術など、習得することに長時間かかるものであればあるほど、必要となる犠牲や覚悟は多く、大きくなるものと捉え、臨むべきと思います。

その犠牲は時に自分の生活リズム、生活環境、人間関係、職場、職業など、取り組もうと考える物事が大きければ大きいほど、大きくなります。

誰しも1日の時間は24時間と限られていて、眠らなければなりません。
そのため、何かを得たいのであれば、今の自分の何かを犠牲にする覚悟が必要になります。

なぜそのようなことを書いたかと言えば、学習続けていくなかで、学習を途中でやめてしまう大きな理由のひとつが、この覚悟の足りなさではないかと最近思うからです。

その覚悟については、足りないというよりもはなから「ない」場合も多いのではないでしょうか?

これは以前のブログにも書いたことですが、英語などの語学や、数学などの学問など物事は何でも一朝一夕に習得できるものではないです。
しかしながら、なぜかそれが簡単に習得できると思ってしまい、「なんの覚悟もなく」飛び付く。
しかし、それがとても高い壁だとわかると、時間もとれないし、体力消耗も激しいことから、しり込みして、結局やめてしまう。
またはもっと効率的なやり方があると思い込み、教材や教室を転々とする。そして、結局挫折する。

社会人になって何かを学習し始めた方の多くがそんな現象を抱えているのではないかと思います。

実際にその傾向はデータにも現れているようで、2013年4月30日のDIAMONDONLINEの記事を参照すると、習い事を始めた社会人のうち約60%が1年以内にやめているようです。

私個人の見解だと、この約60%という数字はかなり少なく見積もられていて、実際は約80%~90%は休学状態なのではないかと思います。
それは、学習を続けていると応えた人の中に相当数のいわゆる幽霊部員が含まれていると考えるからです。
習い事をしている社会人の方に多いパターンが、レッスンには出席できていないけれども、月謝だけが引き落とされているパターンです。
レッスンを提供している企業側は、レッスンを提供していなくとも月謝を受け取れる、レッスンを受ける側としては、何かを学習し続けているという自尊心や充実感を味わえる、いわば共依存的な関係が構築されてしまっているように思えます。

そして、私自身も数多くの方々と接してきて、痛感していることですが、高校生や大学生に比べて、社会人が何かを学習するということは、ほとんどの場合、挫折か長続きしないという結果に繋がっています。

何かを学習するときは、「覚悟」をきめる。
時に何かを犠牲にすることもあることを念頭に置く。
その覚悟ができないうちは、今で精一杯だと考え、今やっていることに一生懸命になる。
取り組もうとしていることは、自分の想定よりも大変かもしれない。
そう決めて取り組むことができれば、もう少し、無駄に何かに飛び付くということ、そしてその後の挫折というものを減らせるのではないかと思います。

社会人になってから、年をとってから何かを習得するということは、このように大変なことです。

でもそれは、学ぶべき時に学ぶことに全力を尽くせれば、もう少し犠牲も負担も覚悟も小さく済むことができるはずです。

だからこそ、勉強や学習は、学生のうちに、そして学べるときにするべきと思います。

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