ライフワークとしての英検1級
少し間の空いたブログとなってしまいました。
この間、仕事と自学習に励み、そして少しの休日を過ごしました。
小職は眼精疲労がひどいので、長期間電子画面を見つめていると目の奥が痛くなり吐き気を催す、何ともまぁブログには向いていない体質。まだ三十代になったばかりなのに年を取るたびにひどくなる眼精疲労。どうしたら良いのだろう。。
さて、今日は少し毛色を変えて、自分の英検1級に対する取り組み方を書きます。
英検1級といえば、国内のメジャーな英語資格の中では最難関といっても過言でないと認識されており、この試験を1つの目標として英語学習に励まれている方も多いと思います。
しかしながら、一度合格してしまうと、今までの努力が壮絶であった事のギャップも相まって、目標を見失う、燃え尽き症候群に近い症状に見舞われる方が多いように見受けられます。
実際に私も英検1級に合格した後はその後の学習方針のついて定まらず、惰性で英語の自学習に励んでいた日々があります。
でも自分の英語力は落としたくない。
そんなジレンマに陥ります。
さて、そんな合格後の惰性の自学習にピリオドを打った今後の指針とは、
「英検1級の学習をライフワークとすること」
でした。
英検はtoeicなど同様に何度も受験することができる試験であるため、一度合格したとしても、なんども受験することができます。
英検側もなんども受験する人がいることを見越してか、英検1級を3回合格し優秀な成績を修めると、表彰される制度などもあったはず。
また、英検はTOEFLやケンブリッジ英検などと比べて受験コストが手頃であるため、お財布にも優しく英語学習を続けていくことができます。
さらに後々TOEFL、ケンブリッジ英検、国連英検特A級、英単語検定などを目指すことになった際にも、英検1級の学習を続けていれば、その力を大いに活かすことができ、学習をスムーズに進めていくことができます。
つまり、英検1級の学習を合格後も継続して行っていくことは、自分の英語力をキープ又は高めつつ、新たね方針を見つけることにつながる、とてもお得な英語学習と思います。
そんな英検1級合格後の学習の際にオススメの方法、参考書は、
まずはおなじみの全問題集。
最新版を毎年、または2年に1回購入し、じっくり取り組むことで最新の試験動向をつかめるだけではなく、英語力自体も高めることができます。
また、今までに購入した英検1級の全問題集を何度も繰り返すことも英語力を伸ばすに効果があります。
ブログ筆者は2000年以降の英検1級の全問題集については最低4周以上は回していると思います。
今年中に5周以上回せると良いなと思っています。
続いて英検1級受験対策時に用いた単語帳をもう一度くまなく学習し直しましょう。
試験に合格したことで単語学習をストップするとあれよあれよと言う間に単語は忘れていきます。
この際にオススメの方法が、出る順パス単使用者であれば、ジャパンタイムズの英検1級英熟単語を購入して取り組んでみること(ジャパンタイムズ使用者はその逆)です。
この2冊は被っている単語が多く、両方の単語帳を取り組むことで、単語帳の単語の位置や順番でなんとなく覚えてしまっている単語をしっかりと覚え直すことができます。いわば双方に載っている単語をシャッフルして取り組むことができるので、しっかりと単語を覚えることができます。
続いては究極の英単語です。
VOL4まで覚えておくと英検1級ででてくる単語のほとんどを理解できるようになり、英語の記事などを読む際も意味がわからない単語を格段に減らすことができます。
またここまで覚えておけば、TOEFL、ケンブリッジ英検、国連英検特A級など他の試験に移行する時にも単語力についてはそこまで困らずに済むと思います。
またこれに加え、以下の単語帳もオススメです。英検1級用の単語帳では出会えない単語に出会うことができます。
おっと、単語学習の記事のようになってしまった。。
しかしながら実際、英検1級合格後の英語学習は、リスニング力、会話力、ライティング力の増強はもちろんですが、さらに単語力を増していくことに尽きるのではないかと思います。
よって、今回の記事のまとめ。
英検1級合格後の英語学習は、
英検1級の全問題集をもう一度解き直す。
英検1級の英単語をもう一度覚え直し、それが形になってきたらさらに難しい単語を覚える。
できれば英検1級をもう一度受けてみる。
ということになります。
今度、英検1級合格後の英単語や熟語の学習についての記事もかけたら良いなと。
本日もお読みいただきありがとうございます。
詳細のお問い合わせやレッスンに向けたミーティングをご希望がございましたら、以下よりご連絡をいただければ幸いです。
tatsuya nagaiのレッスン詳細
家庭教師 個人レッスン 英語 英文法 TOEIC 英検 就活対策 (永井達也) 上野のTOEIC(R)テストの生徒募集・教室・スクールの広告掲示板|ジモティー
tatsuya nagaiのホームページ
英検1級2次試験対策
本日は英検1級の2次試験対策について書きます。
本当は一次試験の勉強方法について先に書く予定だったのですが、先日1次試験が終わり2次試験を控える方も多いと思いますので、、、。
さて英検1級の2次試験は、
スモールトーク
5つのテーマが書かれたカードを渡される
5つのテーマの中から1つを選び、それについてスピーチ(2分間)
自分のスピーチについて質疑応答(5問ほど)
という約10分くらいの面接試験です。
このスピーチがなかなか厄介なもので、面接試験で何度も失敗してしまう方もいらっしゃるようです。
しかしながら、スピーチの雛形を決めておくことと、自分の使いやすいフレーズを覚えておくこと、自分の得意なテーマや分野を見つけておけば、英検1級の2次試験では合格点を取れると思います。
また、スピーチで問われる内容は英検準一級以上に踏み込んだ社会問題やアカデミックなものとなりますので、日頃からニュースや国際情勢のチェック、社会の中で起きている問題などについては、目を通して、簡単でも良いので自分はどう思うかを常に考える癖をつけると英検の面接やエッセイ対策になると思います。
英検が求める人物像とは、一言で言えば、教養のある人物なのだと思います。社会に出て活躍する際、国際舞台に出て活躍する際、自分の国について、世界について、社会の問題について、科学技術について、様々なトピックについて、様々な国の人と会話する可能性があるわけです。その際に教養というのは、人間関係を築く1つの重要なファクターであるためです。
日本人は、一般的に討論が苦手であり、自分の意見を言うことや他者と衝突することを好みません。しかしながら、討論とは本来、他者と衝突するものではなく、自分の意見と相手の考えのすり合わせであり、事実に基づいた事柄をすり合わせ、お互いの妥協点を見つけ、より良い結論に討論の方向性を導いていくものです。
また、もし話し合いを行わないとしても、あるトピックについて、深く考えることはとても重要であり、考えること放棄してしまっては、教養は身につかず、思考力も育たず、いつまでも人間関係を築く1つの重要なファクターを欠いた状態に留まってしまう危険性があります。
英検の面接はそのような教養を育ててくれる非常に良い機会、また多くの人にとってはいかに自分が日々をただ何気無く生きていただけだったかを痛感する良い機会になると思います。
そんなわけで、英検準1級や1級のエッセイや面接は、非常に良いものであり、私自身も自分の甘さを痛感させてくれた良い機会でした。
それでは、勉強方法の紹介です。
まずオススメの参考書は、
試験に向けた取り組み方は、英検準1級の2次試験対策時と同じように、
1、与えられたテーマについて、スピーチを紙に書く。
2、音読してみて、言いにくい箇所や文法、単語にミスがないかを確認する。
3、紙を見ずにスピーチをしてみる(この際、2分に収まるかを計測する)。
4、1つ1つの質問に対する答えを紙に書く
5、質問に対する答えを音読する。この際も文法や単語にミスがないかを確認する。
6、紙を見ずに解答する。
という流れで学習すると良いです。
以前の記事でも書きましたが、参考書の模範解答は参考程度にして、結構です。参考書に書かれているほど詳細に述べられなくても試験には合格できます。
英検1級の2次試験の場合は、トピックが難しいものもありますので、自分が考えても賛成、反対の理由が全く思いつかなければ、参考書の模範解答を参照するとよいと思います。
また、対策時に作った自分のスピーチを丸暗記して試験に臨むことはお勧めしません。なぜなら当日に全く同じトピックが出題される可能性は低く、丸暗記した英文が緊張により、言いよどんだり、詰まったり、忘れてしまうと、パニックになりスピーチを続けられなくなります。
また、スピーチについては、話す流れを雛形として決めておきましょう。私は英検準1級のエッセイを書いた時の雛形を流用し、
冒頭自分が賛成か反対かを述べる。
第2段落理由1つ目を述べる。その理由をサポートする文を述べる。
第3段落理由2つ目を述べる。その理由をサポートする文を述べる。
まとめ以上の理由で、私は賛成と思う又は反対と思う、ともう一度述べてしめる。
と言う形でスピーチを行いました。この雛形は多少形に変化はあれどどの参考書や対策方法を紹介するサイトにも書いてあるものと思います。
質問に対する応答は、
yesかnoで答えられる問いについては、
yesかnoをまず述べる。
その後にそう思う理由を述べる。
疑問詞を使った特殊疑問文であれば、
自分の考えなどをまず述べる。
その後にそう考える理由を述べる。
という形で受け答えをするとすっきりと自分の意見を述べられます。
こちらのフォーマットも多くの参考書で紹介されておりますので、確認してみてください。
1日につき、面接3回分ぐらい取り組めると試験日までに充分学習が行えると思います。
ちなみに、
私が受験した際に私が選択したテーマは、
「中小企業を政府は保護するべきか」
というテーマであったと思います
私に場合は、乗り物に関する話題、教育に関する話題、ビジネスに関する話題、地理の関する話題、日本文化に関する話題が得意であったため、そのような話題を選ぼうと思っていたため、上記のお題がトピックの1つに入っていたことは幸運でした。
5つのトピックから1つを選びスピーチするため、必ず自分の得意なジャンルが1つは含まれていると思います。
2次試験対策を行う際に、自分がどう言うジャンルにスピーチを得意なのかについても分析しながら学習してみてください。
記事に関する詳細のお問い合わせやレッスンに向けたミーティングをご希望がございましたら、以下よりご連絡をいただければ幸いです。
tatsuya nagaiのレッスン詳細
家庭教師 個人レッスン 英語 英文法 TOEIC 英検 就活対策 (永井達也) 上野のTOEIC(R)テストの生徒募集・教室・スクールの広告掲示板|ジモティー
tatsuya nagaiのホームページ
英検準1級2次試験対策
英検準1級の2次試験の勉強方法は以前の記事でも詳述いたしました。
今回は具体的にどのように面接時に応答すればよいのかを解説していきます。
まず英検準1級の2次試験は、
入室時のスモールトーク後に
4コマが書かれたカードが渡され、
与えられた1分間で4コマの内容を読み取り、ストーリーを組み立て、
2分間以内のスピーチにまとめる。
そしてその4コマに関する4つほどの質問に応答するというもの。
所要時間としては10分ほどで終わってしまいます。
オススメの参考書は以前にもまとめましたが、こちら↓
以前も申し上げた通り、参考書の模範解答は知識、語彙、文法など全てが完璧なものとなっているため、このレベルでないと合格できないのかとすくんでしまいますが、実際は模範解答のレベルで応答する必要は全くなく、英文法や語彙が正しく用いられ、主張に一貫性があれば受かりますのでご安心ください。
また英検の面接は、質問に対して賛成でも反対であっても自分の意見をしっかり述べられれば採点に差はないので、自分の意見をしっかり述べましょう。または、賛成と反対どちらの方が英語で述べやすいかを判断基準として応答するのも良いと思います。
ではそれぞれの設問に対する具体的な応答方法です。
試験に向けた勉強時には、まず自分の応答を紙に書いてまとめることをお勧めします。
まずは渡されたカードに書かれた4コマも内容を即席でスピーチする問題の対策
1、まずはカードに書かれている人が何をしているのかに着目する
2、その際、その人物がどのような表情をしているか、どのような気持ちを抱いていそうかにも着目する
※吹き出し等で英文が書かれていたらその英文をそのまま描写に使おう(後述)
3、周辺の物体や状況がどのようになっているのかに着目する(ここはできたらで良い)
4、1から3で着目し読み取ったことを人物の様子、人物の表情、周りの状況の順(つまり1から3の順)に英語で描写する。この際人物の様子で1文、表情で1文、周りの状況で1文と分を区切ると答えやすい。
4、4コマ分それを繰り返す。
上記の過程を踏むと1コマにつき、2文から3文の英文を話すことができ、ちょうど良いそれなりの長さのスピーチが出来上がります。
また、カードには、このフレーズから始めよという「Oneday,〜」という英文が書いてありますので必ずその英文からスピーキングをしましょう。
また、この書いてある文の動詞の時制が過去形であるため、4コマの描写で使う動詞は以下に紹介する吹き出しに書かれた英語を描写するとき以外は全て過去形にします。
4コマ内には登場人物の言っていることが吹き出しで書かれていたり、登場人物に感情がすでに英文で書かれているコマがあります。そのコマでは、その書いてある英文をそのまま使って描写しましょう。描写の際は直接話法でセリフ等を言うとそのまま書かれている英文を使えるのでおススメです。
例えば、女性がI’m happy. と言っている場合、
直接話法she said “I’m happy.”
間接話法she said that she was happy.
となります。
主節に動詞は、4コマの描写に合わせ過去形としています。
間接話法にしようとすると、主語と動詞の時制を変える必要が出てくるため、間違いやすくなります。
面接本番時には2分を過ぎたところで打ち切られてしまうので、どれくらいの速度で読むと2分に収まるかをストップウォッチ等で勉強時に計測しながら、学習を進めましょう。
上記の1コマにつき2文から3文というペースで4コマを描写するとよほどゆっくり話すことがなければしっかりと2分に収まると思います。
次に4コマ後のそれぞれの質問について、
大前提として、質問に対する応え方は、2文から3文構成とし、
1、自分の主張
2、その理由
3、さらにそれに補強するサポート文または理由
※3まで無理に応えなくても合格できます。
という形に統一し応答すると文を組み立てやすく、自分の主張をすっきりと述べることができます。
一つ目の質問は、「4コマの中の登場人物にもしあなたがなったとしたらどう思うか」というものです。
質問例
please look at the forth picture,if you were the man,what would you be thinking?
この質問は仮定法で聞かれるので、仮定法で応答する必要がありますので直説法で応答しないように注意しましょう。
よって応答は、
If I were the man,I would be thinking “〜“.
ここでも直接話法で応答する方が楽!!
という形で応えると楽です。
二つ目以降の質問は、4コマの内容に関する質問がされます。3つ目と4つ目の質問は4コマに関連する、または派生した基本的には社会問題に関することが聞かれ、それについてどう思うかを応えて行きます。この際も上記のように、1文目で自分の主張、2文目でそう考える理由を述べましょう。自分の応答するテンポを一定にすることで混乱を最小限に抑えられます。
応答例
I think that 〜. 1文目で自分の主張
※質問がwhat dog you think 〜?ではなく、can you agree 〜?とされた場合は、自分の主張に基づいて、I agree 〜. または、I disagree 〜.と応えるといいでしょう。
This is because 〜. 2文目でその理由を説明。
以上が2次試験のそれぞれの問いに対する応答方法です。
面接試験は誰でも緊張するもの。練習よりうまくいかないことがほとんどです。
ブログの筆者は緊張のあまり当日はお腹を下し、試験管に心配されるほどの散々なコンディションで受験しました。
そんなコンディションでも合格しておりますので、しっかりと対策を行えば決して難しくはない試験です。
皆様の2次試験対策が滞りなく進むこと、願っております。
詳細のお問い合わせやレッスンに向けたミーティングをご希望がございましたら、以下よりご連絡をいただければ幸いです。
tatsuya nagaiのレッスン詳細
家庭教師 個人レッスン 英語 英文法 TOEIC 英検 就活対策 (永井達也) 上野のTOEIC(R)テストの生徒募集・教室・スクールの広告掲示板|ジモティー
tatsuya nagaiのホームページ
英検一級勉強方法②リスニング編
さて本日は、英検一級のリスニングの勉強方法を書きます。
基本的な勉強法については準一級のリスニングの勉強方法と同じになります。
リスニングについて、
英検1級級のリスニングの問題は、PART1~4までの4部構成となっており、このうちPART1とPART3はTOEICのリスニングPART3と4に似ているところがありますのでこたつのPARTを学習することは、TOEICのリスニング力向上にも繋がります。また、TOEICにはあまり出てこない会話表現も数多く登場するので、よく日常生活の中で使われる英語の表現を学習することが出来ると思います。
続いて、英検一級のテスト全体の中でもっとも難しいと思われるのがPART2です。この問題は、1つの問題として出題される長文の音声に対して、2つの問題がついている問題です。TOEICのリスニングとは比にならない長さであることと、話題が社会問題、国際問題、化学、生物、医療、歴史など学術的なものが多く、そもそも使われている単語自体が難しいというものも数多くあります。時には、背景知識が問題解答の重要な要素となることもあります。
自分自身は、日頃からなるべくニュースや疑問に思うことを調べる性格であったため、そのムダ知識が役立って、内容を深く理解し、解答している問題もあります。このPARTだけではなく、ライティングや面接試験のことも考え、日頃からニュースや多方面の情報に興味を持ち、わからないことは調べるという習慣(しっかり調べるなどというかっちりした学習ではなく、気になったことを簡単にネット検索し、ふーんと頭に軽くいれておくぐらいでOK)が役立ちますので、私自身も今一度肝に命じて、多方面に渡る情報収集から背景知識の習得につとめようと思います。
このPART2の学習こそが、リスニング力を更に高めるものであると思うので、リスニング学習の中心は、PART2の学習にすると良いと考えます。
また、最後の最後に待ち構えるpart4はインタビューの問題となり、リスニングとしては最長の英文を聞くことになります。また、会話のスピードも早めとなるので、日頃いかにリスニングの対策を行なっているかが肝になります。
リスニングオススメ参考書
(CD-ROM1枚&無料音声DLつき)最短合格! 英検1級 リスニング問題 完全制覇 (英検最短合格シリーズ)
- 作者:CEL英語ソリューションズ,ジャパンタイムズ
- 発売日: 2018/05/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
リスニングに学習をする際は、
①参考書や過去問を使ってpart1の学習を行う。
②参考書や過去問を使ってpart3の学習を行う。
③参考書や過去問を使ってpart2の学習を行う。
④参考書や過去問を使ってpart4の学習を行う。
とパートごとの学習を行われると良いと思います。
1日に全てのpartの学習を行う必要はありません。
今日はどのpartを学習するかを決めて取り組むと取り組みやすくなります。
1日のリスニング学習の推奨量としては、
part1はテスト2回分
part3はテスト3回分
part2はテスト2回分
part4はテスト2回から3回分
を目安に学習をこなされると良いです。
それでは、リスニングPARTの取り組み方です。
こちらも以前紹介したTOEICのリスニングPART3と4の勉強方法と同様です。
partごととすると自分が効きにくかった音声などの記憶が薄れてしまうため、part全体に取り組んでから採点するのではなく、1スクリプトごとに設問に解答、採点をされることをお勧めします。
取り組み方
1、問題を先読みせずに音声を聞く。
2、一度聞いただけで内容がわからなければ、2度~3度聞いて解答する(但し、一度聞いて解答できなかった問題には印をつけておく)。
3、1スクリプト分の解答が終わったら、解答を確認して、丸つけをする。
4、スクリプトを見て、わからない単語や文法がないかを確認する。
5、スクリプトを見ながら音声を聞く(最低2回)。
6、スクリプトを見ないで音声を聞く。
7、次の問題に進む。
またこの際、英検ではメモを取ることが許可されていますが、聞いた英文のキーフレーズやキーポイントを覚えておくとためのリテンション能力を高めるため、試験当日の不測の事態に備えるため、高負荷な学習を行うことで自信をつけ当日の試験に臨むため、一度目はメモを取らずにリスニングの問題に取り組んでみてください。
※メモを取った方が正答率がよければメモをとりましょう。
音声を聞く姿勢はそれぞれ個人差があるので、いくつか方法を試して自分に合う聴き方を見つけてください。
個人的には英検一級のリスニングでは、集中して音声を聞くことができれば、メモを取らずとも問題に解答できると思います。
この学習方法に加えて、英検一級のリスニングPART2の音声については、一度上記の方法で解いたPART2の音声を、日頃から何度も聞き直すことをお勧めします。
またpart2の学習に効果的であったのが、前回の記事の単語学習部分や英検準一級の記事にも書いた、
part2で流れる難易度の高い単語を耳で聞いて意味がとることができるようにするために、「でる順パス単」で単語と一緒に流れる例文をディクテーション」することです。
でる順パス単の例文は、一文が長いものも多く、文構造が文語調で少し複雑なため、単語力だけではなく、ディクティーションすることでリスニング力を高めるには持ってこいと思います。
そして、英検一級のリスニングパートのPART2は比較的難しい話題と長い英文の問題となるため、この出る順パス単を使ったディクティーションを行うことで、PART2対策の学習にもなります。
このディクテーションを行なったことで少し難易度の高い単語も音として意味が認識できるようになり、part2の得点を大きく伸ばすことができました。
さらに奥の手として、英検一級のpart1では数問過去問を再利用した問題が出題される傾向があります(今後変わる可能性も否定できないので要注意)。
よって、過去の英検一級の試験時のリスニング音声を手に入れることができれば、part1の問題については、相当数正解を選べるでしょう。音声を手に入れる方法としては、高額となっていることが多いものの、メルカリ、アマゾンやヤフオクにて過去の英検一級全問題集のCDを購入することで聞くことができます。ブログの筆者は比較的良心的な値段で出品されるメルカリまたはブックオフなどの町の古本屋にて全問題集のCDを購入していたため、経済的に過去問を手に入れられたと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
tatsuya nagaiのレッスン詳細
家庭教師 個人レッスン 英語 英文法 TOEIC 英検 就活対策 (永井達也) 上野のTOEIC(R)テストの生徒募集・教室・スクールの広告掲示板|ジモティー
tatsuya nagaiのホームページ
英検準一級 オススメ参考書 まとめ
昨日の英検一級に続き、英検準一級受験に向けたオススメ参考書の紹介。リンク付き。
事前に想定する英語力toeic800点以上
英検準一級一次試験受験まで約半年となったら学習を開始しましょう!
必要となるもの
英検準一級出る準パス単(旺文社)
英検分野別ターゲット問題集英検準一級リーディング(旺文社)
英検分野別ターゲット問題集英検準一級単語、熟語問題(旺文社)
出る順で合格英検準一級語彙問題完全制覇(ジャパンタイムズ社)
(MP3音声無料DLつき)出る順で最短合格! 英検準1級 語彙問題完全制覇[改訂版] (英検最短合格シリーズ)
- 作者:ロゴポート,ジャパンタイムズ出版 英語出版編集部
- 発売日: 2019/08/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
英検分野別ターゲット問題集英検準一級リスニング(旺文社)
最短合格!英検準1級 リスニング問題 完全制覇
(CD-ROM1枚&無料音声DLつき) 最短合格! 英検準1級 リスニング問題 完全制覇 (英検最短合格シリーズ)
- 作者:佐野 健吾,花野 幸子,田中 亜由美,ジャパンタイムズ出版 英語出版編集部
- 発売日: 2019/09/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
英検準一級全問題集
過去問を集められるだけ(過去問はあればあるほど良い)
英検分野別ターゲット問題集英検準一級ライティング(旺文社)
英検準一級英作文の参考書(なんでも良い)
14日間でできる!英検準一級二次試験面接完全予想問題集(旺文社)
英検準一級二次試験向け参考書(何でも良い)
英検準一級を受験するためには、余裕を持って一次試験の約半年前から対策を行う様にしましょう。
詳細のお問い合わせやレッスンに向けたミーティングをご希望がございましたら、以下よりご連絡をいただければ幸いです。
tatsuya nagaiのレッスン詳細
家庭教師 個人レッスン 英語 英文法 TOEIC 英検 就活対策 (永井達也) 上野のTOEIC(R)テストの生徒募集・教室・スクールの広告掲示板|ジモティー
tatsuya nagaiのホームページ